日本人は欧米の人たちと比べて肩こりが多いと言われています。生活習慣であったり、気候的な影響がその要因だと言われていますが、適切な対策を行うことで、肩こりとは無縁の生活を送ることができます。
肩こりが治れば、いろんなことに対して前向きに取り組むことができますし、集中力ややる気も持続するため時間を有効活用することができます。これ、すなわち人生を楽しめる、ということにほかなりません。これを機に、ぜひ肩こり対策を実践していきましょう。
様々な悪影響を及ぼす肩こり
肩こりになると、肩の痛みだけではなく、いろんなところに悪影響を及ぼします。呼吸がしにくくなったり、胃が痛くなったり、気持ちがどんよりしたり、集中力ややる気が欠如したり。よく言いますよね、
緊張したり、何かうまくいっていない時に、「肩の力を抜こう」と。肩というのは、知らず知らずのうちに力が加わり、凝り固まってしまう部位なのです。ここに何かしら不具合が生じれば、日常のあちこちにその影響が及んでしまうので注意が必要です。
肩こりになる原因は人それぞれ違いますが、長時間同じ姿勢でいたり、過度なストレスがかかったりすると、そうなってしまうことが多いようです。
近年では、ネット環境やモバイル機器の普及もあってテレワークが推進されていますが、肩こりに悩む人も比例して伸びてきています。今のうちからしっかりとした対策を講じておかなければ、慢性的な肩こりに悩まされるのは明白です。
肩こり対策にツボ押しは効果的
生活習慣や、生活環境を改善することは、肩こり解消に大きく寄与します。しかし、こういったことは、言うは易く行うは難し、といった感じで、実践するのはなかなかハードルが高かったりするんですよね。
そもそも、生活習慣や生活環境って何?あまりにもおおざっぱすぎて、何から手を付けていいか分かったもんじゃありません。もっと、ダイレクトに、ピンポイントで対策を教えてほしいものです。というわけでお教えしましょう。
肩こり改善に効果的なのは、ずばりツボ押しです。具体的には、ひじの近くにある「手の三里」と呼ばれるツボがそれにあたります。
ここを親指で強く刺激してやると、中指のほうに向かってビーンとくる鈍痛が走ります。それとともに、肩のあたりがふわーっと楽になる感覚に包まれることでしょう。部位的にも非常に押しやすく、日常的に刺激してやるにはもってこいのツボです。仕事の合間など、ちょっと休憩をとるときに押してやると、肩こりと無縁の体質が出来上がることでしょう。
ストレスを解消するのにストレスをかけてはいけない
ここまでの述べてきた通り、手の三里を刺激してやることで、肩こりがかなりの程度改善することでしょう。
この対策のいいところは、継続するにあたってストレスがほとんどない、ということです。どんなことでもそうですが、何か効果的なことをしようと思えば、それなりにお金がかかったり、時間がかかったりと、手間暇がかかることが多いですよね。
ストレスを解消するために、少なからずストレスが生じているわけで、これでは本末転倒も甚だしいです。一方、今回ご紹介したツボ押しであれば、そういったストレスはほぼほぼない(人によっては面倒に感じるかもしれませんが)ため、無理なく続けられるかと思います。これを機に、ぜひやってみてはいかがでしょうか。
自分で解消できなければ整体院に行ってみよう
自分でいろいろと対策をしてもなかなか治らないっていう場合は、プロに依頼するのもいいでしょう。実際肩こりなんかは接骨院に行くとすっかり改善してしまうことも少なくありません。
しかしなかなか自分でこういった問題を解決するのは難しいので、定期的に整体院に通うほうが長続きしやすいと思います。肩こりが当たり前になっている人は、一度肩こりのない世界を体験すると信じられないぐらいに楽になるという人もいるようです。
整体はカラダを整えるところ
整体とはカラダを整えることです。整体院を利用する人なら分かると思いますが、治療というよりは痛みの軽減とか、カラダのゆがみをとりカラダのコンディションをあげるとかそちらのほうが整体の本来の役割でしょう。
注射や薬で痛みを和らげるのではなく多くはマッサージでカラダのコリや詰まりをほぐすこと・・・ほぐして血行不良の箇所を改善しながら痛みや違和感の少ない状態まで持っていくのが整体です。骨の異常を直す接骨院と整体はまったく別と思っていいでしょう。
接骨院は、例えば交通事故でむち打ちになた時やスポーツで靱帯や筋を痛めたとき、転んで骨にヒビが入ったときなど整体ではどうしようもない状態で利用します。
接骨院では患部を温めるマシンや電気で治療する道具があります。電気治療は接骨院が得意とする治療。健康保険も使えますし怪我が回復した後のリハビリにも利用できます。
整体は本格的な治療というよりカラダの不具合を改善したい人が利用するので、施術者はマッサージなどの技術を習得すれば仕事が出来ます。体重を利用して関節の可動域を広げることも出来ます。